2013年3月31日日曜日

母乳とミルク


お陰様で生後17日目も無事終わろうとしています。

相方さんの多大なる協力の元、どうにか育児してます。
本当に有難い限りです。

さて、今日は母乳とミルクについて思っていることを書いてみようと思います。

丹穂を産んだ病院はUNICEFとWHOが認証しているベビーフレンドリーホスピタル(BFH)を取得している病院だったこともあり、母乳育児を推進してました。
私も出来ることならば母乳で育てたいと思っていたので、とてもありがたいことでした。
でも、「出産を振り返って」でも書いたように大量出血で、母乳を上げたのは次の日になってから。
それまでは病院にお預かりして貰って、ミルクを5ccずつ飲ませて貰っていました。
だから彼女の最初のごはんはミルクだった訳です。
母子手帳に「最初に飲んだのは母乳・ミルク」という欄があって、地味に凹んでいました(苦笑)
出来ることならば私だってミルクじゃなくて母乳が良かったよーー!
まぁ、過ぎたことは仕方ないです。

出産翌日からは起き上がることから始めて、座れるか、立てるか、とひとつずつ出来ることをクリアしていく状態でした。
しかも座れたとしても、会陰切開による縫合の傷が痛んで、円座がないと座れない。
それでも痛いから、痛み止めを頂いていました。
そんな状態でも、産まれて来た丹穂の育児はしていかなければいけません。
病院の助産師さんに助けて貰いながら、母乳をあげてみることに。
お互い初めてのことで、最初から上手に出来る訳がありません。
こちらもどうやっていいのか分からず、あちらも吸い方を知らない。
病院にいる間、まさに母乳の特訓のような状態でした。

「横抱き」「交差横抱き」「脇抱き」「縦抱き」・・・etc
まだ朦朧としていて、かつ寝不足状態の中、専門用語が飛び交い、もう何が何だか分からない私(苦笑)
言われるがままに丹穂を抱き、乳首に彼女の口を当て、助産師さんが介助してくれて、グイッと口の中に押し込む。

 飲めてるの?泣いてるんだけれど?
 これも特訓のうち?

でも、母乳でなんとか育てたいという気持ちもあって、入院中は一生懸命、丹穂に母乳をあげようと必死でした。

丹穂のお口は、大きく産まれた割りにおちょぼ口で小さく、大きくなかなか開けてはくれません。
しかも、私の母乳も右と左では形も違えば、出方も違う状態。
今にしてみると、私は勿論のこと、丹穂自身も混乱していたように思います。

出が悪いので、乳腺を太くするためにも、搾乳を始め、それを母乳の度に飲ませるようになりました。
少しでも初乳を丹穂にあげることで、免疫を渡してあげられたらという一心で、助産師さんに搾って貰いました。
なかなか産まれて来なかった時、陣痛を起こすために母乳マッサージをしていたのが功を奏したのか、搾ってもらうのはそんなに痛くなかったのは不幸中の幸いでした。

生後3日目で体重が出生時より300g近く減ってしまい、搾乳を飲ますだけでなく、更にミルクを足すことになりました。
生後1日目と2日目の夜は、30分~1時間置きには泣いてしまって、途中助産師さんが「少し寝てくださいね」とお預かりしてくれたりの繰り返しだったのは、母乳をあげていても足りていないせいだったのだと思います。

私の「母乳!」という考えよりも、丹穂の健康な人生の始まりの方が大事だから、ミルクを足すことには躊躇はありませんでした。

母乳が足りていないのならば、少しずつやっていけばいい。
そう思っていたのですが、病院で母乳をどれくらい飲んだか測る際、どうも全然飲めていないことが判明。。orz
飲む前と飲んだ後で体重に変化がなかったのです。
30分も吸い続けているのに、飲めてないって何事?!
一応母乳は搾ったら出てくるのですが、飲めていなかったのです。

 お口と乳首の形が合致していないから?
 飲ませ方が悪いの?

助産師さんも一生懸命飲ませようとして、丹穂のお口を大きく開けては乳首を含まそうとするのですが、そうすればする程、反り返って泣く娘を見て、もう心、折れちゃいました。。

 母乳じゃなくてもいい。
 こんなに泣く娘に無理矢理飲ませようとは思わない。

それが退院前日の夜のこと。
相方さんはその日お仕事だったのですが、無理を言って帰りに病院に寄って貰って、溜まりに溜まった気持ちを吐き出し、病室で大泣き。
母乳だけでなく、実は黄疸の数値もギリギリのところを推移していたこともあって、もう不安で仕方ありませんでした。
その時は本当に限界だったのだと思います。

相方さんは少し落ち着くまで一緒にいてくれて、帰って行ったのですが、母乳に対してはもう自信がない状態。
黄疸の結果が良ければ、次の日に退院なのですが、病院側から「母乳外来」の薦めを受けました。
丹穂の体重の減りが大きかったことと、母乳の出が悪い(そもそも飲めていない)ので、週1回は体重測定や母乳マッサージや飲ませ方の指導を受けて欲しいとのことでした。
火曜日に退院で、遅くとも金曜日までには一度来て欲しいと言われました。
新生児を連れて、病院通いを週1でするのは、正直産後の身体にはキツイというのが私の感想。
しかも、泣く娘に無理矢理乳を飲ませるのは、心が折れてしまってもうしたくなかった。
なので、自宅分娩を考えていた時からお世話になっていた助産師さんが出張で母乳マッサージもして下さるので、その方にお願いしたいと病院からの提案は丁重にお断りしました。
病院に行くよりも、これから始まる自宅で育児の延長線上で母乳があった方がいい。
例え母乳が出なくても、病院ではなく、自宅でケアを受けたかったのです。

自宅分娩を取り扱っている助産師さんは、退院後3日目に来て下さることになり、母乳マッサージと、病院とは違った形で母乳の含ませ方を教えてくれました。
母乳マッサージを受けた私の母乳は、その前とは全然違って、丹穂も飲んでくれるようになり、飲む前と飲んだ後の体重もなんと0gから20gに大きく変化!
母乳育児に希望の光が射したように思いました。
少しずつですが、前進して行ったのが、本当に嬉しかったです。
少しでも母乳をあげられる。
それはこんなにも幸せなことなんだなぁと思いました。
右乳ばかり飲まれて、左乳は見向きもされなくても、それでもミルクと混合になりながらも、ちょっとだけどあげられる。
どこまで母乳をあげることが出来るかは今後の二人の頑張り次第だけれど、無理せず二人のペースでやっていけばいいんだと思いました。

妹や周りのお友達は退院時からミルクを足さずに母乳で頑張っていたので、母親失格なんじゃないかとか、挫折感を味わったりもして、涙する時も多々とありました。
でも、相方さんが一生懸命哺乳瓶を煮沸してくれて、ミルクを作ってくれ、疲れた私の代わりに夜中に丹穂にミルクを上げてくれたりと、献身的に心も体もサポートしてくれて、救われた気がします。

退院した次の日に遊びに来てくれた母や妹親子、叔父叔母にも気分転換を含め、本当に助けて貰いました。
母も叔母も、母乳ではなくミルクで私たちを育てていて、「ミルクでもいいじゃない!」と言ってくれたのは有難かったです。
妹も一時期混合にしていたので、ミルクの使い方をよく分かっていて、助言をしてくれました。

「母乳!」と頑なになっていた自分がなんだか恥ずかしく、ミルク併用でも母親自身が楽しく育児出来る方が赤ちゃんにとっても良いのだろうと、やっと割り切ることが出来ました。
そこに辿り着くまで本当に長かったです。

ミルクは確かにいろんなものが入っていて、母乳と違って化学製品のような感じがあるけれど、でもそのお蔭で丹穂は体重も増え、元気に育っている。
嫌だ嫌だと思うのではなく、有難く、母乳をあげながらも、足りない部分で補って貰えばいいと思えるようになりました。

相方さんもミルクをあげてくれて、その姿はなんだか微笑ましかったりもするし、父娘のコミュニケーションの一環にもなっているならば、それはそれでありなのだと思います。

今後、完ミになるかもしれないし、完母になるかもしれないし、もしかしたらこのまま混合でやっていくかもしれない。
でも、どういう風に転がろうとも、一生懸命考えて、悩んで、泣いたり笑ったりしながら導き出した答えだから、きっと受け入れられると思います。

きっと今は出来ることを出来る限りやっていくだけの時期なんだと思います。
無理はしないけれど、やれることはやっていこう。
そう思っています。

2013年3月27日水曜日

出産を振り返って


ブログを書くのも久し振りです。
やっと新しい生活も落ち着いてきました。

本日、新しく産まれたいのちの出生届を無事に富山市に提出して来ました。
出生届の提出にも一悶着あったのですが、それはまぁいいとします。


さて、忘れぬうちに、出産を振り返っておこうと思います。

1つ前のブログでご報告した通り、3月14日午後6時55分、女の子を出産しました。
妊娠中、性別は聞かなかったのですが、実家の母の宣言通りあおたんは女の子だったようです。

母子手帳によると、分娩時間は20時間34分。
喉元過ぎれば・・・とやらで、そんなに掛かったっけ?!というのが、産んでから振り返っての感想です。
物凄く痛かったハズなのに、もうその痛みも忘れています。
だから女性は何人も産むことが出来るのかもしれません。
不思議。

そもそもの始まりは、13日未明の破水。
でも量が少量だったため、「破水??」という感じで、様子を見ていました。
立ったり座ったりすると、少しだけ漏れるようだということに気が付いたのが朝9時頃。
ごはんを食べて、洗濯をして、一応入院の準備をしてから、11時頃、病院に連絡しました。
そして、12時に病院へ。
診察の結果、破水確定で、子宮口が3cm開いているため、入院することになりました。
全開大が10cmだし、陣痛は来ていないので、先は長いなぁと思っていました。

入院後、GBSと破水のあおたん感染予防のお薬を点滴。
GBSはその後、8時間毎に点滴することになります。

お昼がまだだったので、相方さんが病院の1階にあるドトールでごはんを買って来てくれました。
「のんびり食べれるのも今の内かもね」
なんて、本当にその時はのんびり話しながら頂きました。

夜8時過ぎに、一度お夜食持参で様子を見に来てくれたり、本当に甲斐甲斐しくお世話して貰って、私は幸せ者です。はい。

陣痛が来ないから、特にすることもなくて、持って行っていた「神様のカルテ2」を読みながら就寝時間を迎え、ベッドのライトの下で読んでいました。


23時過ぎ、読み終わった頃、なんだかおなかの辺りが張るような身に覚えのある鈍痛が…。
先月の前駆陣痛のような波が来て、iPhoneに入れていた陣痛の間隔を測るアプリを起動。
どうやら、6~8分間隔で陣痛が来ているようでした。
夜中に見回りで来てくれた助産師さんに陣痛が来ているようだとお話し、耐え忍ぶことに。
お隣りで入院されている方が切迫早産の方で、イビキをかいて寝ておられたので、痛くなっても「痛い・・・」と言えず、寝るにも寝れずの状態で、これが出産というものか・・・と洗礼を受けた感じがしました。

でも、まだこれは序の口でした。
この後、おなかの張りだけでなく、だんだん腰も痛くなって来て、助産師さんが見回りに来た時に押してもらうと少し楽になるという状態。
相方さんは陣痛が来たら召喚予定だったのですが、夜中だったし、前日からの大風であまり眠れていないようだったので、呼び出すのもなんだか可哀想で我慢していました。
でも、夜中3時過ぎ、耐え切れず、別室で陣痛をやり過ごせないか助産師さんに相談したところ、隣りの4人部屋が誰も使っていないので移って良いとのことで、移動しました。
それと同時に相方さん召喚。
4時過ぎには病院に来てくれました。ありがたい。
フェルデンクライスのプラクティショナーなだけあって、腰を押すのは上手でした。
痛くなるタイミングで温めてみたり、押してみたり。
その繰り返しで夜が明けました。

9時半過ぎ、「こんなに痛いんだから、子宮口も随分開いてるんじゃ?!」と期待して受けた内診で『6cm』と言われ、絶望(苦笑)
まだまだ先は長いな・・・と覚悟を決めました。
先生も
 「今日の日中には産まれるかな」
とのこと。
日中って何時から何時まで?!と思いながら、出血が増えて来たので、分娩用の服と下着に着替えました。
もともと腰痛持ちだったのですが、妊娠中は相方さんにケアして貰っていたので、腰が痛くて困るようなことはなかったのですが、まさか陣痛でこんなに腰の痛みは悩まされるとは思っていませんでした。
生理痛はいつも軽い方だったし、おなかが痛い方が耐えられると思っていたのですが、腰の痛みは本当につらかったです。

早く子宮口を開くためにはスクワットと歩くこととのころで、陣痛の合間にスクワットを助産師さんとして、助産師さんが居ない時は相方さんとスクワット。
4人部屋を歩き回り、トイレで排便するの繰り返し。
陣痛だって知らない人が見たら、本当に変な人です(苦笑)

そして、痛みに耐えかねて、病室の床で這いつくばったのがお昼過ぎ。
それを見た助産師さんが
 「分娩室ならば、四つん這いになっても手足が痛くないから、移動しましょう」
と声を掛けてくださり、移動。

13時過ぎに分娩室に痛みの合間に移動し、分娩台の上で腰の痛みに耐え、痛みの合間にまたスクワット。
途中、トイレに行ったりもしました。
その時点で子宮口は8cm。
まだ2cmもある・・・orz と絶望(笑)

そのまま痛みに耐え、15時過ぎ、9.85cmと言われた時には、
 「0.15cmくらいオマケしてよ!」
と本気で思いました。えぇ。

結局子宮口が全開大10cmになったのは16時過ぎ。
奇しくも満潮の時間。
女性の身体とは本当に凄いものだと思いました。
自然に影響されて生きているんだなぁ。。

全開大になっても、どうもあおたんはまだ上の方にいるらしく、なかなか降りて来てくれません。
全開大だけれど、分娩の準備にはならず、痛みの合間にスクワットをし続けていて、目処が立たず、助産師さんも交代の時間で、心細いの一言。
病院てこういうもんなんだなぁ。。仕方ないけれど。涙。

ほとんど寝ていない私自身の体力もだんだん限界になって来て、17時頃の内診で陣痛も弱まって来たこともあり、陣痛促進剤を投与することになりました。
15分毎に1単位ずつ徐々に増やしていく投与の仕方だそうです。
陣痛促進剤は出来れば使いたくなかったけれど、でもそんなこと言っていたら、いつまで経っても産まれない状態が続きそうで、心が折れかかってました。

促進剤を入れても、結局そこまで陣痛は強くならず、18時過ぎに相方さんが私を慮って助産師さんに
 「終わりが見えず、本人の体力も気力も限界なんですが、なんとかなりませんか?!」
と言ってくれ、そこから一気に動き出しました。
その時点で、あおたんの位置は「1」と言っていたそうです。

分娩の準備が始まり、陣痛の波に合わせていきみますが、上手くいきめず、あおたんは降りて来ない状態。
先生から「吸引分娩をして、ダメならば鉗子分娩」との提案があり、出来れば鉗子分娩は避けたいので、吸引分娩でなんとか産み出すことに。

その直前、相方さんが持って来ていたSOLのRock'n Chocoを口に入れてくれました。
チョコと生姜の味。絶対忘れない。
これが力になったのか、会陰切開後、吸引分娩の器具を産道に入れ、1回目のいきみで頭が出ました。
股の間から見えたあおたんはやっぱり青かった。
だから、ちょっと怖かった、というのは本音です。
赤ちゃんになって・・・、と願いながら、次の陣痛で2回いきんで、肩と足も。
無事誕生したのが、18時55分でした。

「女の子ですよ」
の声に涙が溢れました。
本当に良かった。無事に産むことが出来て。

3926g、52.0cmの本当に大きな女の子。
こんなに大きかったら、出てくるのも大変だったよね。
良く産まれて来てくれたね、ありがとう。

でも、大変だったのはここから。
お産て、産み出すだけが全てじゃないのですね。
私の場合、後産が大変でした。
あおたんを胸に抱き、カンガルーケアをしながら、その間相方さんは2~3割の確率で、私が死ぬんじゃないかと思っていたそうです。

へその緒を切られたあおたんを胸に抱き、こんな顔だったのね、と思っている最中、先生方は胎盤を出そうとしていたのですが、いつまで経っても出ないなぁと思っていました。
後から聞いたのですが、その時、実はへその緒を引っ張っている最中にへその緒が千切れてしまったそうです。
つまり、私の子宮の中に千切れたへその緒と胎盤が残された状態。
後日、自宅出産をお願いしていた助産師さんに母乳マッサージをお願いした時に聞いたのですが、医療者として一番焦る事態だそうです。
先生が手を入れて、胎盤を探していたそうです。
時間が掛かる訳ですね。
なんとか胎盤を見つけ出し、取り出したところで、出血量は2240ccだったそうです。
最初、1100cと聞いていたのですが、その倍あったとは。。
その場で聞いていたら、血の気が更に引いていたと思います。

会陰切開したところを縫合する時には、静脈瘤があるかもしれないとのことで、随分縫われてしまい、暫く円座ナシには座れないという事態にも。。

ともあれ、大量出血のため、ブドウ糖を大量に輸液されました。
それと同時に、子宮収縮薬も。どうもあおたんが大きかったため、子宮自体が収縮しづらくなってしまったようです。
そんなに出血したから当然と言えば当然なのですが、意識朦朧として、目を開けるのすら怠い状態。
あおたんを抱っこ出来るような状態ではなく、このまま眠ったら死んでしまうのではないか・・・という妄想に囚われる始末。

相方さんがお互いの両親に出産した旨、連絡をしに行っている間、誰もいない分娩室で、腰をさすられているような感覚がありました。
多分、きっと一昨年死んだ父だったような気がしています。
 「頑張って生きなさい」
って叱咤激励されていたような気がします。
でも、その時は「連れて行かれるっ!!!」って思ってしまって、必死に目を開けようとしていたんだけれど(苦笑)
結果オーライとはいえ、勘違いしてごめんね、パパ。

点滴されながら、血液が随分出てしまったので、「ごはん食べなさい」と助産師さんにも言われ、相方さんが作って来てくれていたおにぎりを少しだけ頂きました。

動けず、母乳を上げられるような状態ではなく、あおたん自体の血糖が下がってしまったので、ミルクを上げて貰いました。
大きく産まれた子は低血糖になりやすいそうで、まさしくあおたんも低血糖になり掛かっていました。
母乳を最初に上げたかったけれど、でもそんな状態でも状況でもなく、ミルクを上げて貰うことに。
これから長い育児で母乳を少しずつ上げられればいい、と自分に言い聞かせながら、でも、何にも出来ない自分が腹立たしく、そして申し訳なかったです。

点滴が最後の1つになったのが、23時過ぎ。
身体を拭いて、着替えさせて貰って、病室に戻ったのが0時前。

本当に長い1日でした。
でも、相方さんが傍で支えてくれて、あおたんもとっても頑張って出て来てくれて、私も痛みに耐え、産み出すことが出来て、忘れられない1日になりました。


そうそう、あおたんと呼んでいたこの子。
名前が決まりました。

「丹穂(にほ)」と言います。
相方さんが付けました。

名前の由来は、今年は癸巳の年で、五行では水と火を表すらしく、その間を取り持つのが土なんだそうです。
「丹」は、土を表すそうです。
そこから、稲穂がたわわに育つようにということみたいです。

しかも、「丹」は赤を表すようで、胎児期は酸素を吸っていないので、青い状態だった胎児名・あおたんが、無事に産まれて赤ちゃんになれた!という意味もあるようです。

万葉集の中では「匂い」を「丹穂い」と書いていたそうで、相方さんの名字に「花」が付いているので、それに対しても良い流れなこともあり、「丹穂」になりました。
思いの外、深い名前で、凝り性の相方さんらしいなぁと思っています。

長くなりましたが、我が家に加わったニューフェイスを今後とも宜しくお願い致します。

2013年3月15日金曜日

あおたん降臨

お陰様で、あおたん、無事に3月14日18:55にのホワイトデーに誕生しました。

3900越えのビックリベイベー。
あまりの大きさに最終的に陣痛促進剤投与の上、吸引分娩になりました。
1100ccの大量出血で、ブドウ糖投与してもらい、やっと少し元気になりました。
でも、縫合箇所が痛い。。
あおたんは元気なのですが、私がヘロヘロで、ほとんど抱っこ出来てません。
相方さんが代わりに抱いてくれてます。

人生最初の晩はお預かりになりました。

いのちを産み出すって本当にいのち掛け。
死ぬかと思いました。
いや、マヂで。
とりあえず、早く回復して、あおたん抱っこしたい。
こんな状態で、母乳もあげられてなくて。。
なんだか申し訳ない感じです。
でも、これからは一緒です。

我が家に加わったニューフェイスを今後とも宜しくお願いします。

名前は相方さんから発表予定です。

2013年3月13日水曜日

差し入れ

嵐の中、相方さんが面会時間ギリギリに駆け込むようにお夜食を持って来てくれました(*^^*)
ありがたいなぁ♡
おにぎりにりんご、サラダ、野菜炒め。
夜中におなか空いたら頂こうと思います。

陣痛はまだ来ません。
長期戦になるだろうから、お互い休み休みやっていこうね。
富山は昨日から大風で、相方さん、あんまり眠れてないみたいだし、無理はしないで欲しいなぁと思いつつ、来てくれて嬉しかったのでした。

定期的な陣痛が来たら、召喚予定なので、身体を休めていて欲しいと思います。
精神的にはいつ呼び出されるか分からない分、休まらないかもだけれど。

名前も新しく思い付いたらしく、あおたん誕生が本当に待ち遠しいです。

私も体力温存して、その時を待ちたいと思います。

では、消灯の時間なのでおやすみなさい。


破水

昨夜遅くくらいから破水しまして、入院です。
昨日は久し振りの便秘解消に酔いしれていたのですが、いきみ過ぎたのでいけなかったのでしょうか。。

といっても、量は少しだから、急は要さない感じです。
少し出血もあるけれど、羊水の色は問題ないそうです。

子宮口3cm。
先週の2cmよりは開いているけど、全開大までは程遠いです。
陣痛待ちで、明日までに定期的な陣痛が来なければ、促進剤を入れましょうとのこと。
今宵、是非とも陣痛に繋がって欲しいところです。

GBSと破水用の抗生物質を投与し、分娩監視装置を適宜装着しながら、陣痛待ちです。

長丁場になりそうなので、相方さんは一時帰宅してもらいました。
定期的な陣痛が来たら、連絡して、合流する予定です。

まだ痛い訳ではないので、病院内を歩き回りながら、陣痛待ちしています。
よく歩いて、よく食べて、リラックスして、分娩に備えたいと思います。

今日は産まれなくても、明日にはあおたん降臨か?!

続報待て!!(。-_-。)

2013年3月12日火曜日

呉羽山公園へ


出産予定日から早10日・・・。

周囲から「まだ?」とか、「そろそろ?」とか、「産まれた?」とか。

私が一番そう思ってるっつーのっ!!!!

と朝から相方さんに爆発させてました(ー ー;)
予定日超過の妊婦の心はナイーブなのですよっ。


こんな時は「東京での出産ではなくて本当に良かった…」なんて思ったりもします。
母や妹が防波堤のようになってくれていて、私の耳には直接来ないのがありがたいところ。
愛犬・瑚幸の散歩に行く度に「どう?」とか、妹と甥っ子が私の元職場であるひろばに遊びに行く度に「お姉ちゃん産まれた?」って聞かれるんですって。
そんな状態に今の私が実際に晒されたら、多分発狂すると思う(苦笑)


旅行鞄(入院)の準備は万端なのに、いつまでも旅立てない感じが心をざわつかせます。



そんな私を落ち着かせるためか(?!)、相方さんと午後3時過ぎから畑へ。
先日蒔いた人参とトマトの苗に水を上げて来ました。

そして、その後、呉羽山公園へ。
民俗民芸村があるこの場所は、相方さんのお気に入り。
晴れた今日は立山がとても綺麗に見えたので、きっと夕日に映えた姿が素晴らしいだろうと連れて行ってくれました。



刻一刻と太陽の光を浴びて変化していく立山。
本当に美しかったです。
臨月のおなかを抱えて、一生懸命呉羽山を登って良かった!!
ついでに陣痛に繋がると更に嬉しい(笑)


カラスも見惚れる夕焼けです。


合掌館にもカラス。
今日は夕日がメインだったので、中には入らず。
あおたんが産まれたら、のんびりと行きたいと思います。


夕食は、呉羽山まで来たので、「かれえてい本店」へ。
相方さんが一時期系列店舗で配達のお仕事をしていたので、本店にも行きたいねって話をしていたのでした。
佇まいも味がある感じ。
富山大学のすぐそばにあります。

野菜卵バターライスチキンカツ乗せ。
本店は系列店舗の倍くらい量がありました!
学生の胃袋向けなのかな?
これで(中)。
少し相方さんに手伝って貰って完食!
カレーの味はやはり本店の方が美味しかったです(*^^*)
ご馳走様でした☆


おなかいっぱいで家に辿り着き、ふたり揃ってお手洗いでスッキリ(笑)
かれえてい、恐るべしっ!


そうそう!
3月9日に行ったフェルデンクライスのATMのワークショップの内容がUPされてました。
良ければ見てみてください(*^^*)
    あおたんがなかなか産まれないので、一応ヤキモキしているらしい(笑)
    ワークショップの風景と、あと私見という形で「知らないゆえの効果」という内容のブログもUPしてました。


そういえば、昨日、東京の母から連絡があり、実家と周りの数軒で管理している近所の神社にベビーカーが捨てられていたようなのです。
いつまで経っても持ち主が現れず、とりあえず濡れないように境内の中に置いたと言っていました。

実は私が産まれた時も同じようなことがあったそうで、その時は実家の前に新品のベビーカーが置いてあったそうです。
警察に届けたそうですが、結局持ち主が見付からず、警察の方から「持ち主が見付からないので、使ってください」と言われ、そのまま私と妹のベビーカーになってしまったという・・・。

その時のことといい、今回の件といい、なんだか不思議な出来事です。
母が31年前を思い出して連絡をして来てくれました。
妹曰く、「結構良いベビーカーだよ!」とのこと。
あおたん用になっちゃったら、ベビーカーを拾った親子になってしまう訳です(笑)

さてさて、どうなることやら。

2013年3月11日月曜日

3.11を忘れない

あの3.11から2年です。


多くの大切ないのちを奪ったこの瞬間。
でも、月日の中で多くのいのちもまた誕生し、そして誕生しようとしています。

おなかの人と共に迎える3.11。
大事に育んでいきたいと思います。

3.11を忘れないこと、語り継ぐこと、そして未来の人たちを心を込めて育んでいくこと。
今日、また心に刻みました。




さて、あおたんの出産予定日から既に9日経過。

また月曜日が来てしまいました。
ご近所のスーパーの10%OFFの日(笑)
今日は相方さんと一緒に散歩がてら行って来ました。


買ってはいないのですが、もうホタルイカの季節!
とっても美味しそう。
春が近付いているんだなぁと思いました。


スーパーの帰り道。
立山連峰がとても綺麗に見えました。


こちらは実家の敷地にあるさくらんぼの木。
お隣りのおばさんが写真を撮って送ってくれました。


お昼ごはんはあおたんへの刺激を求めて(?!)、ペペロンチーノ!
あおたんを授かってから、今まで苦手だった唐辛子が平気になって来ました。
味覚が変わるとはこういうことか!!と相方さんもビックリ。



昨日、大玉生のお知り合いから頂いた小豆と南瓜を炊いたもの。
上品な甘さでとっても美味しかったです☆
ふたりですぐに食べちゃいました(*^^*)


相方さんが畑の準備で種を整理していました。
色々な種があるんだなぁと見ていたら見付けたもの。
「2011 白菜か蕪」・・・。
どっち?!


夜ごはんはお鍋。
昼間は快晴だったのですが、風が冷たく、冷えるので、温まるものを。
バクも高見の見物です。


さて、明日は新月です。
正産期のリミットも近付いているんだけれど、あおたん。
そろそろどうですかね?

2013年3月10日日曜日

糸紡ぎの会

今日は糸紡ぎの会でした。

前回お邪魔した時、糸紡ぎ後にみなさん美味しいお菓子を準備されていたので、今回は私も!と思って、クッキーを作っていきました。
以前、立山のお知り合いの家に持って行ったら、モロモロしていて「落雁クッキー」と言われたので、今回はバターを少し多めにして作りました。

作り方はとっても簡単。
以下の材料を混ぜて、フライパンで両面10~15分焼くだけ!
 ★材料
    ◎薄力粉(今回は全粒粉を使用)   120g
    ◎お砂糖                  40g
    ◎バター                   60g

見た目はこんなですが、昔ながらの味わいでなかなか美味しいのです(笑)


今日の糸紡ぎの会のおやつ。
どれも美味しかったです☆


大玉生のお知り合いの方が、小沢健二さんが書いている『うさぎ!』というお話について教えてくださいました。
第1話をおやつの時間に輪読。
 →今回読んだ内容はこちらで読めます。
「子どもと昔話」という季刊誌に連載されている作品だそうです。
富山の市立図書館では残念ながら「子どもと昔話」がないそうで、東京のお知り合いから季刊誌が出る毎にコピーして送って頂いているそうです。

「小沢健二」という名前を久し振りに聞いたのですが、こういう活動をされていたのだなぁ。
第1話のみの輪読でしたが、よく調べられていて、子どもにもちゃんと内容が伝わる、今の世の中に対する警鐘だと思います。

こういう作品を知る機会にもなった糸紡ぎの会。
誘って頂いて、本当に人の縁というのは不思議なものです。

『うさぎ!』第24話「原発について」はネットでも公開されています。
ご興味ある方は是非読んでみてください。


今回は、私も「うまれるよ」という赤ちゃんが誕生するDVDを用意して、皆さんで見ました。
1995年作成の映像ですが、助産院で4人目の赤ちゃんをみんなで迎えるというものです。
助産院は投薬などの医療行為が出来ませんので、妊婦さん自身もしっかりと体調を管理しなければいけません。
でも、妊娠・出産は100年前もそれよりずっと前も昔から続けてきたことです。
私たちのいのちは、ずっと昔から繋がれて来たもので、今のような医療行為がない時代でも繋がって来たのですから、こういう産み方も出来るのだなぁ、という気付きの一歩になったらいいなぁと思って、持って行きました。

大玉生のお知り合いは自宅で3人目のお子さんを迎えられました。
私もGBS陽性でなければ、自宅出産を希望していましたが、そもそも助産院だったり、自宅出産という選択肢は知っていなければ出来ないことです。
勿論その選択肢を選ぶには、たくさんの制限もあるし、本人の覚悟も必要です。
でも、私たち女性が妊娠・出産と向き合うということは、自分自身の在り方、そして、家族との関係、その後育てていくいのちと向き合うことだと思います。
ただ、周りに流されて行くのではなく、自分はどうしたいのか、どうありたいのかを考える機会になっていったらいいなぁと思っています。
なぜなら、自分で選択することは、妊娠・出産・育児の中ではとても多いなぁと思うからです。
選択出来る、決断出来る自分を持つことが求められる時期なんだと思います。


夜ごはんは、先週食べきれずに冷凍しておいたステーキ!
今度こそあおたん出ておいで!


あ、相方さんと半分こです。
流石に全部食べた訳じゃありません(笑)
前回は私に陣痛が来なくて、相方さんに腹痛が来たという・・・。
よくよく焼いて頂きました。

右端にあるのは糸紡ぎの会の時に頂いた蒟蒻!
とても美味しかったです♡

2013年3月9日土曜日

歩き回ってみる

予定日から1週間が過ぎました。
今日で41週に突入。

今日の午前中はご近所のデイサービスで毎月第2・第4土曜日に行っている相方さんのフェルデンクライスのワークショップがあったので、一緒に行って来ました。
2週間前に伺った時は、流石に「次回は産まれているよね」と言っていたのですが、大きなおなかで登場した私に皆さんビックリされていました。
私もここまでおなかにあおたんがいるとはビックリです(苦笑)

今日のワークショップは背中を丸め、転がるようにしながら起き上がるというもの。
おなかの大きな私でも、最初は硬かった背骨が、だんだん綺麗に丸くなって、コロンと起き上がれるようになりました。
タイトルは「膝にキス」という動きだそうです。
確かに、膝にキスをするように、身体を丸めていくと、コロンと起き上がれる!
小学校の頃、だるまさんのようにコロコロとあぐらをかいて体育館を回っていたのを思い出しました。

次回のワークショップには、絶対あおたん産まれているはず!
明日は同じデイサービスで「糸紡ぎの会」です。
こちらも、先月の時点では、もう産まれいているはずだったので、参加出来ないかなーと思っていたのですが、陣痛も来ていないし、参加して来ようと思います。


ワークショップ後は100円セール中のミスドへ。
ふたりで10個も買い占めてしまいました♡
甘いもの補給。


夕方から相方さんの畑へ。
すっかり雪は無くなりました。
米糠や米のとぎ汁をあげていたにんにくは随分元気に育っていました。
暖かい日が続いているので、1ヶ月くらい成長が早いように思います。

昨日の内に、広かった畝を半分に分割して、じゃがいもの植え付けと、にんじんの種蒔きを終えたそうです。
今日は買っておいたトマトの種を蒔いて芽出しを始めたと言っていました。
例年よりも早い作付け計画。
霜が降りたりせず、このまま温かい状態で春を迎えて行けるといいなぁ。


無くしてしまったという如雨露の蓮口と、写真のキャリーをホームセンターで購入。
畑と駐車場の往復の時、荷物が多いと何往復もしていたので、これで一気に運べます。
50キロまで運べるそう!
あおたんが産まれたら、私も運べる?!


畑仕事に精を出す相方さんを残し、私は陣痛を促すために畑から歩いて自宅まで帰ることに。
車で5~10分の距離も、妊婦が歩いて帰ると45分掛かります。
のんびりと夕暮れ時を楽しみながら、農道を歩いて帰って来ました。
散歩としては、とても楽しいコースです。


夜ごはんは以前作ったネギ豚を冷凍保存しておいたものを炒飯に。


おなかが随分下がって来ていて、骨盤がとても繊細になっているようです。
起き上がるのに「よっこいしょ!」という感じ。
「イタタタタ・・・」となることも多く、相方さんに身体のメンテナンスをして貰いました。
産道を通して、おなかの人を産み出す分娩がこの後待っている訳ですが、この骨盤を上手に通って産まれて来てね、と話し掛けています。

そぅいえば、同じ時期に出産予定だった誕生学のお友達が今日の朝、4人目のお子さんを出産されたそうです(*^^*)
4姉妹になったと連絡がありました♡
早く私も出産報告をしたいものです。


さて、頑張って歩いたので、疲れてしまって、早めの就寝。

2013年3月8日金曜日

体力温存

朝ごはんはピザトースト。
相方さん直伝です。美味しく出来ました☆


昨日の夜にあったおしるし。
今日の朝にもちょっとありました。

あおたん降臨もそろそろ?
相方さんもなんだか今日は体が重いと言っていて、そろそろかな?と感じている模様。

お昼頃から陣痛のようなものがあることはあるのですが、本陣痛には程遠い感じです。
15分とか20分に1回、ギュンとするおなかの痛みはあるものの、まだ間隔が狭まる訳ではないので、今はこの後来るであろう分娩に向けて体力温存中です。

おなかが空いては戦は出来ぬ。
という訳で、おにぎりもたくさん食べてしまった。

このまま陣痛付いてくれれば、明日とか明後日にはあおたんがこの世に生を受けることが出来るかな?

あんまり期待せずに待っていたいと思います(笑)

2013年3月7日木曜日

メルシー食堂へ

40週5日。

先週の時点では流石に産まれてるだろうなぁと思っていましたが、今日も妊婦健診(笑)
母子手帳の妊娠中の経過の欄も、今日でいっぱいになっちゃいました。
あれれー?!

朝ごはんは相方さん特製のおにぎり!
去年作った自家製梅干しとおかかの2種類。


さて、本日のあおたん。

先週よりも約100g大きくなって、3351g。
頭の大きさは9.85cmだそうで、子宮口10cmで全開大っていうけど、ギリギリ通れる頭の大きさなのかも。。
産まれて来る時は一緒に頑張ろうね、あおたん。

今日はノンストレステストを受けて来ました。
心拍はしっかりしていて、とっても元気なあおたん。
監視装置を付けている最中は起きている時間だったようで、あちらこちらと動いていて、おなかも頻繁に張る感じ。
でも、陣痛のような定期的な張りではなく、あくまであおたんの動きに即した形での張りでした。

尿検査はまたたんぱくが・・・。
糖は出なかったのですが、たんぱくは出やすいのかも。。
腎機能が妊娠後期に入ってから衰えている?
よくよく考えてみたら、母方の祖父は晩年人工透析をしていたので、そういう遺伝的な要素もあるのかも。
相方さんが帰って来てから、尿たんぱくについて調べてくれていましたが、最近卵の消費が激しいので、その影響もあるかもね、とのことでした。
美味しい卵が近所の直売所で売られていて、嬉しくて購入しては食べちゃうんですね。
お味噌汁も大好きだから、ほぼ毎日飲んでいるのですが、「具だけにしてください」って塩分制限指導を受けました。
あらら。

今日の内診では、子宮口は前回と変わらず2cmの開きだそうで、陣痛待ちの状態です。
 「たくさん歩いて、母乳マッサージをして、スクワットして、雑巾掛けとかもしてね。」
とのことでした。
頑張ります。

今日の妊婦健診はノンストレステストもあって、いつもは1時間くらいで終わるのですが、2時間近く掛かってしまい、相方さんが疲れてました。
いつも付き添ってくれてありがとう。

待合室で待っている時に、ストレッチャーで陣痛真っ只中の妊婦さんが運ばれて来ていて、物凄く唸っていました。
付き添っていた旦那さんとお母さんも心配そう。
陣痛の合間にストレッチャーから車椅子に乗り換えて、検診を受けてから入院のようでした。
その方はもう今頃出産が終わった頃でしょうか?
もうちょっとしたらこんな感じであたしも唸るのかな?
個人的にはあんまり「うんうん」言わずに出産したいのですが、どうなるかな?


健診後は、相方さんの同僚の方から教えて頂いたガレットのお店「メルシー食堂 キャトル」へ。
通ったことある道なのに、分からないものだなぁと思いました。

お店はこんな感じ。
手書きの看板が私たち好み(笑)
先日フリーペーパー「Favo」に載っていたのもあり、混んでました。
1時間くらいお店の前で待ってから入店。
一緒に待っていた女の子とお話しながら待っていたので、楽しかったです(*^^*)
相方さんはその間カメラ片手にお散歩に出掛けてました。


ふたりとも今日はブルターニュランチを注文。
白いんげんとかぼちゃのスープが私。相方さんはサラダを注文。


相方さんが卵・トマト・チーズのガレット。
私が卵・生ハム・チーズ・しめじソテーのガレット。


相方さんがバター・お砂糖のクレープ。
私がハチミツ・レモンのクレープ。

それにドリンクが付いていて、本当にボリュームたっぷり!
美味しかったです(*^^*)
今日まであおたんがおなかにいたのは、「メルシー食堂に行っておいでよ!」ってことだったのかも(笑)


ガレットは東京の実家のご近所の方が渋谷松濤でお店を開いていらして、一度伺ったことがあります。
クレープリー・ティ・ロランド」というお店なのですが、ゆったりしていて、のんびりとガレットを楽しめるお店でした。
あおたん産まれたら、東京のお友達とまた行きたくなっちゃいました。


帰って来て、ちょっと疲れて横になっていました。
その間に相方さんは春の作付け計画を立てて、畑へ行って来たようです。
今年の富山は本当に暖かくて、今日も20度近くあったみたい。
天気予報を見ていても、雨は降っても、雪の予報は暫くないので、富山で畑を始めてから今までにないくらい早い作付けになりそうです。
じゃがいも(男爵)とトマトのタネを購入済みで、なんだかワクワクしている相方さんなのでした。


今度は私の意欲的失敗作。
オムライスの卵にマヨネーズを加えたのですが、作り方を間違えてしまいました。
とろーり卵のはずがっ!
ということで今日の文字は「失パイ(失敗)」。
キャベツとリンゴのバスサミコ酢サラダと、キャベツのミルクスープを添えて。


そういえば、先程おしるし?みたいなものがありました。
あおたんてば、満を持して出てくる気になったのかも!?
おしるしから陣痛にすぐに移る訳ではないようなのですが、近々来るであろう陣痛に備えて、今の内とばかりに体力温存も含めて早めに今日は就寝しようと思います。

さぁ、陣痛来い来いっ!!

2013年3月6日水曜日

おなか在中

あおたん、まだおなかの中にのんびり居ます。

朝、実家のお仕事関連で私の携帯に連絡があって、母と妹に内容を連絡したのですが、
 「入院?!」
とか、
 「陣痛?!」
とか、第一声がこんな感じ(- -;)

すみません。。あおたん、まだおなかにのんびり居ます。
今朝からおなかが張ったりもしているのですが、前駆陣痛の範囲内という感じで、規則的にはならず、まだまだおなかにいたいようです。

≪もうここまで来たら、好きなだけ居ていいよ!≫ 
と思っています。

色んな方から「産まれた?」連絡を頂くのですが、「ごめんなさい、まだおなかです」の繰り返しも、予定日超えた辺りの最初の頃はちょっとストレスだったのですが、突き抜けた気がします。
皆様、産まれたら、ちゃんと連絡しますよー。
連絡がないのは、産まれてないからですよー(笑)


さて、今日はお天気が良かったので、お部屋の掃除をしていたのですが、無理は良くないですねぇ。
布団の上げ下ろしで疲れてしまって、相方さんにメンテナンスして貰いました。
これから育児も加わる訳ですし、一気にやろうとせず、休み休みやっていくことを心掛けないとなぁと思いました。

メンテナンスして貰った後、コロリと眠ってしまって、相方さんのお仕事の時間に。
今日は一緒に同乗して、お散歩しながら、以前行った紅茶専門店『ROSE WOOD』へ行くことにしました。


そのROSE WOODの裏道で何故か鶏が・・・。
オナガドリ?!
思わずカメラでパチリ。
放し飼いされていて、何匹もいました。
以前は街中に鴨が居ました、富山。
東京では見れない光景です。


今日はルフナというミルクティに合う茶葉の紅茶とスコーンを頂きました。
クロテッドクリームと蜂蜜で頂きました☆
久し振りのスコーン!美味しかったです。


相方さんのお仕事が終わるまで、野口晴哉さんの「育児の本」を読んでいました。
のんびり本を読む時間、大切。
満喫してきました。


終わった頃を見計らって、ROSE WOODの近所のグリーンモール山室で待ち合わせ。

「ヤイタニック」って!!!
思わず写真を撮ってしまった。
食べに行く気にはならないけれど、気になる・・・。


たくさん歩いたので、疲れてしまって、コロンとしている間に相方さんが作ってくれました。
タイ風焼きそば。
タイで購入したエビ入り唐辛子を使って、ウスターベースの焼きそばです。
前回はこのエビ入り唐辛子が効き過ぎて、「辛いっ!」焼きそばになってしまったのですが、今回はそんなことはなく、ピリリとはするものの、とても美味しかったです!
相方さんも手応えを感じているらしく、「あと2~3回作ればタイで食べた味を再現出来る!」とのことです。
楽しみ―♡


さて、明日は妊婦健診です。
先週の妊婦健診で次回の予約をする時に、「次までには産まれてるかなー?」と思っていましたが、普通に健診です(笑)
知り合いも初産の時って10日くらい遅れてるという話が多いので、あおたんのタイミングまで待てるところまで待ちたいと思っています。
先生にもその旨明日は伝えるつもりです。

2013年3月5日火曜日

お散歩

和食から始まる朝。
健診では「塩分控えめに」って言われてるけど、いつも控えめなのになぁ。
何故か出てしまう蛋白なのでした。


あおたんは未だおなかの中でぬくぬくされています。
 「世の中、満更でもないから、早く出ておいでよー」
って話し掛けているのですが、まだまだおなかが良いようです。

妹からも
 「もう3200g超えてるんだから、早く出しちゃいなよ!」
って言われてしまいました(- -;)
私だって、出て来て欲しいよーー。
妹は甥っ子を出産した時、逆子だったので、予定帝王切開で日にちが決まっていて、今回の私の陣痛待ちというのがもどかしいようです。
 「二人目が出来てもあたしは帝王切開にするっ!」
と今から言っています。


今日は相方さんのお仕事、お休み。
なんだかお疲れでお昼寝されていたので、ひとり準備をして出掛けることに。

夕方から買い物がてらお散歩に行って来ました。

途中、「ヒゲダンス」のように弾みながら歩いたりしていたのですが、陣痛は来なかったです。
便秘はちょっと解消されてホッ。


お散歩から帰って来ると、相方さんが夜ごはんを作ってくれていました。
ありがたや。
こちらは意欲的失敗作。
お豆腐を鉄のフライパンで焼いて、酢味噌と小松菜でミルフィーユのようにしたもの。
味は良いのだけれど、食べづらいという・・・。
惜しいっ!!
次回に期待です。


和風ポトフ。
近所の精肉店で購入した豚バラ肉を塩麹に漬けておいて、ベーコンのようにしたひと品。
美味しかったです!
いくつもレシピを調べて作ったそうです♡


野菜たくさん。
最近炭水化物が多かったので、野菜たくさんは嬉しい献立。


実家の母も妹も近所の方から「まだ?」って聞かれているみたいで、夜「今日も陣痛来ませんでした」とメールか電話で報告する日が続いています。

今日は相方さんの体調もあんまり良くなかったし、あおたんもその辺気遣って出て来なかったのではなかろうかと思っています。
こちらは準備万端!と思っていても、あおたんの準備はまだ万端ではないようです。
明後日7日の妊婦健診は普通に受診していそうな予感です。


次の新月は12日。
あと1週間はおなかに居るのかなぁ。

2013年3月4日月曜日

これで食べ残しなし

今日は昨日に引き続き、相方さんがお仕事。
昨日は午後からだったけれど、今日は朝からでした。

東京にいる時は、お布団からいつまでも出られなくて、愛犬瑚幸と一緒にぬくぬくしているところを、実家の母にお布団をひっぺ返されて、しぶしぶふたりで起きることが多かったのですが、富山に来てからは人が変わったかのように「スクっ!」と起きます。
相方さんもビックリするくらい。
実家の母にも見せてあげたい光景です。

最近は特に眠りも浅いのか、夢ばかり見るし、3時間おきには起きてしまう始末。
身体が育児モードになっているようです。

そういえば、随分前ですが、面白い夢を見ました。
システムエンジニア時代に戻ってお仕事をしている夢だったのですが、部下に高倉健がいるのです。
年齢的にも経験的にも健さんの方が上なのに、部下(SE歴8年目らしい)。
健さんに
 「健さんが上に立って仕切った方がみんなの志気が上がります!」
って言っても、
 「自分、不器用なんで・・・」
と断られ、仕方なしに私がプロジェクトを仕切っていくという、なんとも奥床しい健さんが登場した夢なのでした。

閑話休題。

相方さんがフェルデンクライスのワークショップで行っているディサービスの方からお借りしたあおたん用お布団。
一緒に寝るつもりだったけど、お布団の重量だけ気になっていました。
でも、一時的にしか使わない赤ちゃん用のお布団は購入する予定がなかったので、助かります(*^^*)
お布団を干して、カバーの洗濯も終わりました。


朝ごはん。
最近ちょっと食べ過ぎなので、胃を休めるようなメニューを心掛けてみました。
この間のステーキで相方さんが体調を崩されていたのもあります。
私はお肉がミディアムでも、レアでも全然平気なのですが、相方さんは生肉があまり得意ではないようです。
この間のステーキも「もうちょっと焼こうか?」と聞いたのですが、「ミディアムの方が美味しい」と言うので、その通りに焼いて出したのでした。
でも、次回からはお肉は多少硬くなってもしっかり焼こうと思います。


お昼ごはん。
ひとりごはんだったので、残り物でカルボナーラ!


おやつにSOLのレモンクランブルケーキ☆
丸レモンを使ったケーキで、とても美味しく頂きました♪
相方さんは目を閉じたまま、左右に揺れる程感動してました(笑)


本日のメインイベント!
「お好み焼き」♡
これで食べ残しなしです(笑)


さて、食べ残していた「ステーキ」も「お好み焼き」もこれで食べたので、思い残すことはないです。

あおたん!
お母さんはいつでも準備万端だからねっ!!
陣痛来い来いっ!!